閉鎖に至った経緯・理由 *** Sunshine Flower ***

     2010.12.29ブログ掲載の文章の転載


続きから、サイト閉鎖に至った理由などを記します。気持ちのいい話ばかりではないのでご注意を
興味のある方はよろしければ。私の流星への生き様でもあります。




閉鎖に至った理由を話すにあたって、まず、サイトを立ち上げることになった理由から順を追って書いていきたいと思います。

私は、3年くらい前になるのでしょうか?流星のロックマンに出会いました。
正確な時期は覚えてませんが、初めての出会いはアニメでした。偶然、テレビについていた流星のロックマンのミソラちゃんが気になったのがきっかけです。
それから、すぐではないのですが、ネットで流星のロックマンのことを、ミソラちゃんのことを調べて、ゲームに興味を持ちました。
そして、さらに調べるうちに、二次創作の小説サイトに行き当たりました。その小説に、私は心打たれました。もともと本を読むことは好きだった私は、プロではない、その方が自分で文章を書いて、それで、私を、感動させることができるのかと思ったのです。それに加え、ますます、「響ミソラ」というlキャラクターに惹かれ、ゲームの購入に至ったのです。
嬉しいやらかなしいやら、すでに、流星のロックマンドラゴンは中古で安く手に入れることができました。
そこで、夢中になってゲームをプレイして、プレイ中に何度も泣きました。流星のロックマンが大好きになりました。
そして、私は、もっともっと、流星のロックマンに関わりたい…正確に言えばスバルとミソラの関係性を見たいと思ったのです。

そこで出会ったのは、説明するまでもない有名なサイト様たち。
そんな頃だったでしょうか、私が出会った小説サイト様の閉鎖があったのは。
私は、もっともっと見たくて、足りなくて、足りなくて。
もっとみなさんとこの気持ちを共有したくて、サイトを開設するに至りました。

そして、サイトを開設するにあたっていろんなことを調べました。サイトの作り方、二次創作におけるマナー、著作権、カプコン様のファンアートに対する方針。
その中で、私はとあるルールを設けました。
「流星のロックマン」のシリーズが出なくなって1年経ったらサイトを閉めよう、と。

私は、あくまで流星のロックマンが好きで、その感動を、気持ちを共有するサイトを作りたかったんです。
よろずサイト様も多数ありますが、私は自分がサイトを巡る中で、実はこれが結構大変で、見つけたと思っても、少ししかない…。
そうじゃなくて、流星のロックマン一本化することによってサイトの運営方針を明確にしたかったんです。

そうなってくると、流星のロックマンシリーズの新作が出る限りは、ネタが尽きることは無いでしょうが、もしでなくなったら?維持出来るのか?という疑問があります。
私は、一度好きになったものは明確な理由なしに嫌いになることはありません。だから、ずっと好きでいる自信はありました。けれど、その熱を維持し続けることはどう頑張っても見据えることができなかったのです。
そこで、リミットを作ることで、このサイトの方針を決めました。このシリーズが終わったら、ということです。

でも、もし中途半端になったら?どっちつかずになったら?その時すでにDASHの存在を知っていたので、一年という期間を設けました。
もし、そのリミットがきたら、一旦閉鎖して、もし、また新作が出たり、熱が上がったら、今度は一本化したサイトかどうかは別として、活動したければしようじゃないか、と。


そうして、流星3発売から2年が経ちました。

去年は、EXEがリメイクされ、OSSとして流星のロックマンがクロスオーバーで登場しました。
しかし、今年はなにもありませんでした。

作品としては、一区切りがついたと思っています。
でも、まだ、やりたいことがあるというスタッフさんの言葉。
回収されていない伏線。

本当に終わり切ったとはどうしても思えないのです。

そこで、私は、署名企画を立ち上げました。
この場所を、失いたくなかった、というのも今になって言える理由の一つなのかもしれません。
こんなこと、ほんの些細なことかもしれないけれど、一ファンとして、もし出来ることがあるなら…そんな思いの活動でした。

ですが、結局、今年中に新作の情報が上がることは無く、私は閉鎖に至ったのです。

最初から閉鎖直を決めていた、というのが一番の理由ですが、もちろん閉鎖理由はこれだけではありません。

作品を作るにあたってのモチベーションを、流星のロックマンに向けることに維持できなくなったのも一つの理由です。
このサイト運営はあくまで趣味。だから、苦痛になってまでも続ける理由なんてこれっぽっちもないのです。
だから、いっぱい更新したり、さぼったり、熱くなったり、急に消えたりと、割と自由に運営してきました。
作品を作るというのは、作ってる方は分かるでしょうが、割と大きな力、感情、気持ちを必要として、時に苦痛になります。でも、出来上がった時の達成感、感想を貰えた時、そして思いが伝わった時の嬉しさはひとしおです。
流星のロックマンはいつまでたっても大好きですが、作品を作るその力、熱を得るための供給がなくなって、結果モチベーションを維持できなくなってしまいました。
もしかしたら、また何かの拍子に熱が上がるかもしれません。ですが、今このまま続けても出口の見えない迷路を進むようなので、踏ん切りをつけたかったのです。

そして、これは大変申し上げにくいことなのですが、このサイトを運営、流星のロックマンのファンとしての活動中に、深く傷つけられたことがありました。あるいざこざがあったのですが、その後に名指しこそされなかったにせよ、ネット上で、私に私だとわかる表記で誹謗中傷をされたのです。直接私には言わず、公共の場所での中傷でした。
この時、ずいぶんへこんで、活動することが怖かったくらいです。

それから、友人の励ましもあって立ち直ったのですが、ここにいるとどうしてもその方と接触してしまう可能性があるのです。
その方との関係は修復できていませんし、私は、もうこれ以上関わりたくないと思っています。私生活でさえ大変なのに、趣味であるネット活動で精神不安定な状態にはもうなりたくないのです。

そんな事態があったのも、閉鎖を覚悟した理由の一つだったりします。
このことは、口に出さない方が賢明だとは思うのですが、ネットで公に中傷された事実を、隠したままいなくなるような泣き寝入りしたくなかったのです。
(もし、誤解があるといけないので書いておきますが、その方が一方的に悪いのか、私にも非があるのかは、第三者の目で見ないとわかりません。ですが、これ以上はプライベートなことなので伏せさせていただきます。)

もしかしたら、気付いている方は気付いているかもしれませんが、もしそうであっても、その方の名前を出さないで頂きたいです。


そんな、色々な理由から閉鎖に至りました。
上記にも書きましたように、企画が中途半端になってしまったり、描きたかったイラストが全部描けなかったり、小説が公開できなかったり、悔しい部分は残りますが、私はいったんここで身を引きます。
サイトは閉鎖しますが、私は今でもミソラちゃんが、皆が、流星のロックマンが大好きです!もしかしたら、どこかで彼らを描いたり、書いたりしているかもしれません。決して、ここを離れたら、流星のロックマンから離れてしまう訳ではないのです。


サイト開設に至った理由の1つ「誰かを震わせるような作品を作りたい」
最初は、イラストだけだったサイトに小説が加わって、感想をいただいた中には熱烈なファンコールがありました。
交流の中で、私の作品をリスペクトした作品を作ったと仰って下さった方もいました。
それはそれは、心躍るものでした…!

私は、これからも、誰かの心を揺らす作品を、作っていきたいです。


沢山の方に出会えました。沢山の方と交流させて頂きました。
流星のロックマンに出会わなければ知らなかった世界も沢山覗きました。

そんな流星のロックマンは、いつまでたっても私の中の「分岐点」です。

みなさん、ありがとうございました!楽しかったです。
この場所を去ることが、本当に、本当につらいです。
この文章を打っていて、胸がいっぱいになりました。

もし、また、会うことがありましたら、どうか、お帰りと言ってあげてください。
それでは、さようなら!大好きです…!

ひなた

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